もくじ
猫がくっつきたがる条件は?
結論は「安心できる人になろう。あとは暖かい布団を用意」
安心できない相手とは一緒に寝ません!普通ですよね。
猫がくっついて寝る心理
- 安心して寝たい
猫は安心できる場所を求めている。
猫が好きな場所 ⇒ 飼い主様の近く、段ボールの中、毛布の上、ソファーの上
飼い主様の近くであれば安心できる!って思われる環境を作ろう。 - 暖かい所で寝たい
猫は暖かい場所が大好き。
猫の体温は38℃と人間より1~2℃高め。冬場は特に冷えるので暖かい場所を求めています。
部屋が寒ければ飼い主様の布団に入ってくるかも!
猫がくっついて寝るには
- 安心できる場所なのか
寝ている時は無防備。
寝る時は、外敵に襲われないように守られている場所を好んで寝る本能があります。
身体にフィットするダンボールの中は全面、囲われてますよね。外敵から身を守れる恰好な空間。
外猫の場合は床下や車の下であったり、以前はドブの溝で猫を見かける事もありました。
猫は身体を何かに密着させることで安心するようです。 - 暖かい場所か
猫は寒い所がやっぱり苦手。
暖かい所を求めています。春先になると日差しが入る窓の近くでのんびり過ごしている光景を目にします。
猫は一日16時間ほど寝ている動物。ふと見ると寝ています。
基本は暖かそうな場所で。冬場なんかは特に窓の近くは外気の冷たい温度が伝わってくるので寝床に選びません。どこか暖かそうなもふもふの布団、クッションに寄り添って寝ていることが多くなります。 - 嫌いなニオイがしないか
猫は臭いにもかなり敏感。
犬がもの凄く優れた嗅覚(人間と比べ、約100万倍)があるので、犬の陰に隠れてしまいますが、猫も人間より数10万倍の嗅覚があります。
なのでニオイにはかなり敏感な動物。
猫は、柑橘系のニオイを嫌う傾向があるので、ボディーソープなんかは柑橘系を避けた方が無難。柔軟剤も気を付けるべきです。
人間では良い香りと感じても、猫にとってはキツイ香水みたいなもの。
寝る前のお風呂で柑橘系のボディーソープで洗った身体は、猫にとって嫌いなニオイかもしれません。
嫌いなニオイが充満しているところをあえて寝床に選ばないでしょう。
お布団に来ない、もしくは来なくなった時は、ボディーソープや柔軟剤を変えていないか、一度確認すると良いかも。 - 母親になろう
猫は母親の近くに居たい。寝る時は特に無防備をさらけだすので、できるたけ守られている場所で寝たいものです。
母親の近くであれば守ってくれます。なので飼い主様のことを母親と思えれば、必然と一緒の部屋、布団の中に潜って寝たいと考えます。
ということで、愛猫が母親と思うほどの信頼を育むために、日頃の世話をしましょう!
ご飯、トイレ、遊んでくれる人。
この三つが大事。命を守ってくれる人。
この人は私の世話をしてくれる、良い事を沢山してくれる大切な人。と思われましょう。
ここで気を付けたいのが、構いすぎる人になってはダメ。
猫が可愛いもので、ついついちょっかいを出したくなるんですよね~。
この気持ちもの凄~くわかりますが、構いすぎたりされてペースを乱される事を猫は嫌います。穏やかな心をもって、なるべく猫のペースに合わせられる穏やかな人に寄り添いたい動物なのです。
猫と寝る時に気を付ける事
猫を潰さないように気を付けよう。
特に子猫の場合は危険!
骨格も成長の段階でまだしっかりしていない状態での添い寝は避けた方が無難です。
少なくとも骨がしっかりしてくる生後6ヶ月までは我慢。飼い主様の寝返りで怪我をさせてたり、窒息させてしまう可能性がありますので、ケージの中か別の部屋に分けた方が良いですね。
子猫のときは特にケージがあると重宝しますよ。
※我が家では↓のケージを使用してます。軽くてキャスター付きなので掃除が楽ですよ。
成猫の場合でも潰されると「ここは危険」と感じて、布団に入って来なくなることもあります。※体験談。。。
詳しいケージのメリットデメリットについては別記事「猫のケージ必要か否か。メリット、デメリットとは」で紹介しております。
まとめ
猫は安心できる場所を求めている。
暖かい所に居たい。
母親と思える人の近くが一番幸せ。← 超重要。
猫はもともと警戒心が強い生き物。外の猫は「サバイバル」いつ何時に襲われるか分からない環境で生活していますので、深い眠りも禁物。警戒心をもって生活しています。
家の猫は野性ではありませんが、先祖から代々伝わってきた警戒心の本能は持っています。
そんな猫が人と一緒に共存して寝る。これって凄い事ですよね。
猫は気まぐれでわがままな動物と感じるかもしれませんが、懐くとある程度は許してくれます。
母親になるためにも、日頃から猫の感情と向き合って、愛情を注いで世話をすることで愛猫との距離が縮まっていくものです。
猫がくっついて寝る行動。
めちゃめちゃ可愛いですよね。
猫が添い寝をするには、どういった条件があるのでしょうか。
それでは見ていきましょう。