もくじ
猫がお風呂までついてくる理由は?
結論:あなたを見ていたいだけ!
猫は基本的にはお風呂(水に濡れること)は嫌い。
猫が水を嫌う理由
猫の先祖は「リビアヤマネコ」北アフリカやアラビア半島の砂漠地帯に住んでいる野生のネコと言い伝えられてます。
水で体を洗う環境で育っていないということ。
猫の毛は犬とは違い油分が少ない為、水に濡れるとペターっと体に貼りつき乾くまでに時間がかかります。
お風呂に入った猫は毛並みの乱れが激しく、一生懸命グルーミングをして毛が整うまで繰り返します。
小さい子猫の頃からお風呂に慣れさせていると、お風呂が嫌いではない猫もいますが
極少数派の猫と思った方が自然ですね。
猫はきれい好き
猫は一日の3分の2が寝ている時間。起きている時間の約半分がグルーミングを行う時間と言われる程、綺麗好きの動物。
特にお家の中で飼われている猫はノミやダニが付く心配も少ない為、基本的には綺麗な状態が保たれています。
日頃のブラッシングを行えば十分。もし汚れが体に付いた場合は、「猫用ウェットシート」や「猫用シャンプータオル」などで拭いて汚れを取ることもできます。
それでも頑固な汚れが落ちない場合については、お風呂に入れてあげることをおすすめします。
猫のお風呂は注意
飼い主様がお風呂に入るときに愛猫が後を追ってくる場合があります。
毎回お風呂までついてくると「お風呂に入りたいのかな?」「洗った方がいいのかな?」と思いますよね。
私もその一人です。過去に「愛猫を洗ってあげよう!」と試みたこともありました。
いざ洗い始めると素っ裸の私は爪で引っ掻かれ、びしょびしょのままお風呂から脱走。
教訓になりました。※爪は切っておきましょうね!これ重要!
それからというものの、愛猫の「みみ」は、一定期間はお風呂に近寄らなくなりました。
ということで話はそれましたが、洗ってほしいわけではなく「飼い主様のそばにいたい。」「飼い主様が何しているのか確認したい」好奇心の表れです。
無理にお風呂に入れるのは厳禁。猫に直接シャワーをかけたり乱暴な扱いはさらにお風呂嫌いになりますし飼い主様との関係も悪化する可能性があります。
猫のお風呂準備
<事前準備>
・爪を切っておく
・ブラッシングをしておく
・洗面器(大き目のものが良い)
・バスタオル2枚、ガーゼ1枚
・ブラシ(やわらかいタイプ)
・ドライヤー
・猫用シャンプー
<洗い方の順序>
①バスタブや大きな桶へお湯を張る。(35℃~38℃)※冬場はお湯が冷めやすいので調節に気を付けて下さい。
②猫用シャンプーをお湯に入れて混ぜておく。
③洗面へお湯を入れ、手で猫のお尻の方からお湯をかけて慣れさせる。
④バスタブまたは大きな桶へ猫を入れて、顔以外は手で洗う
⑤顔はガーゼで拭いてあげる。(顔に水が当たると嫌がります。)
⑥体にシャワーを当ててシャンプーを流す
⑦洗い流したらバスタオルでトントンするように吹く
⑧ドライヤーで乾かしつつブラッシング
焦らずスピーディーに!といっても難しいので「焦らない」、「ビックリさせない」ことが重要。
猫も飼い主様の状況を感じ取って不安になるかもしれませんので、大丈夫!という心構えで洗いましょう。
まとめ
お風呂が好きな猫もいますが、奇跡に近い。
お風呂は子猫の頃から慣らすことで、お風呂好きになる場合があります。
ということで
お風呂が好きなわけではなくて、飼い主様を見ていたいだけ
猫はきれい好きなのでいつも綺麗。
長毛、短毛によって頻度は変わりますが、本当に汚れた時にシャンプーをするくらいの気持ちで大丈夫。
何でお風呂まで後追いしてくるの?「猫からなぜかモテる人。近寄りたくなる飼い主様の特徴は?経験談と照らし合わせてみた。」で紹介しています。
それでは素晴らしいキャットライフをお過ごしください。 では またね。
お風呂に入ろうとしたら一緒についてくる猫
可愛い行動ですが、猫ってお風呂が嫌いじゃなかったっけ?
毎回来るし洗ってほしいのかな??
なんて思いますが違いますよ!
ではなぜ猫はお風呂までついて来るのでしょうか。