結論:ヒゲが動いているかどうかで判別できる!
もくじ
1. 猫の睡眠サイクルとは?
猫は一般的に一日に12〜16時間、多くの場合はそれ以上の時間を寝て過ごします。
この長い睡眠時間の中で、猫はレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを繰り返します。レム睡眠は浅い眠りであり、いわゆる仮眠状態です。一方、ノンレム睡眠は深い眠りで、熟睡の状態にあたります。
- 仮眠(レム睡眠): レム睡眠は、猫の睡眠全体の約60%を占めます。この状態では、脳が活発に働いているため、猫は夢を見ていると考えられています。瞼の下で目が動いたり、耳やヒゲがピクピクと動くのが特徴!
- 熟睡(ノンレム睡眠): ノンレム睡眠は、猫の睡眠全体の約40%を占めると言われています。この状態では、筋肉が完全にリラックスしており、外部の刺激に対してほとんど反応しません。熟睡している猫は、体を伸ばして寝ていることが多く、耳や目の動きが少なくなります。
2. 仮眠と熟睡の見分け方
2.1. 耳やヒゲの動き
猫が仮眠しているとき、耳やヒゲが微妙に動くことがよくあります。周囲の音や匂いに反応して、耳をピクピクと動かしたり、ヒゲがわずかに震えたりします。これは猫が完全に意識を失っていない証拠で、外部の状況に警戒している状態です。
一方で、熟睡している猫は、周囲の音に対してほとんど反応を示しません。耳やヒゲが動かない、もしくは動きが非常に鈍くなります。これは猫が深い眠りに入り、周囲の環境から解放されている状態を示しています。
2.2. 体の姿勢
猫が仮眠しているときの姿勢は、丸くなったり、顔を前足で覆ったりすることが多いです。このような姿勢は、外部から身を守るための防御姿勢であり、すぐに目を覚まして動ける状態を保っています。
一方、熟睡している猫は、体を伸ばして寝ることが多く、腹を見せて寝ることもあります。これは猫がリラックスして安心している証拠で、熟睡している状態を示しています。特に、腹を見せて寝ているときは、警戒心が薄れ、完全に信頼を置いている状態です。
2.3. 目の動き
仮眠中の猫は、まぶたを閉じていても、その下で目が動いているのがわかることがあります。これはレム睡眠中に見られる特徴で、夢を見ている可能性があります。逆に、熟睡しているときは、目の動きがほとんどなく、まぶたがピタリと閉じているのが一般的です。
2.4. 呼吸のリズム
猫の呼吸リズムも、仮眠と熟睡を見分ける手がかりになります。仮眠している猫の呼吸は浅く、リズミカルに見えることが多いです。一方、熟睡している猫の呼吸は、ゆっくりと深くなります。時には寝言のように小さな音を立てたり、体が少し震えるような動きを見せることもあります。
2.5. 外部刺激への反応
猫が仮眠している場合、少しの物音や動きに対してすぐに反応します。耳を動かしたり、目を薄く開けて周囲を確認したりします。これは、猫が外部の状況に注意を払っているため。
しかし、熟睡している猫は、周囲の音や動きに対してほとんど反応しません。例えば、名前を呼んでもすぐに目を開けない、体に触れても反応が鈍い場合は、熟睡している可能性が高いです。
「ねこのきもち」では耳だけでなく、足のふみふみも紹介されてますね。
3. 猫の睡眠を観察するメリット
猫の睡眠状態を観察することで、猫の健康状態やストレスレベルを把握することができます。
例えば、猫が十分に熟睡できていない場合、何らかのストレスや不調がある可能性があり!
また、睡眠時間が極端に短かったり、長すぎたりする場合も、健康に問題があるサインかもしれませんね。
まとめ
猫が熟睡しているのか、それとも仮眠しているのかを見分けるポイント
- 耳やヒゲがピクピク動いていないか
- 体の体制はおなかだしてたり、警戒していないかどうか
- 呼吸のリズムがゆっくりかどうか
猫の熟睡アイテムでリラックスな環境をつくることも良いですね。
耳やヒゲの動き、体の姿勢、目の動き、呼吸のリズム。
猫がリラックスして熟睡できる環境を整えることは、猫の健康と幸福にとって非常に重要!
猫の睡眠パターンを理解して、落ち着ける環境を提供していきたいですね。
では素晴らしいキャットライフを。またね。
猫って本当によく寝てますよね。
気持ちよさそうに寝てる猫
だけど猫は警戒心も強い。
寝ながらも周囲を気にしているものです。
ということで熟睡しているのか、仮眠なのか見分け方があります!