猫にケージが必要な理由は?無くても問題ない場合もある。


 


猫を飼う時、ケージに入れて飼うことは一般的ですよね。

でも、猫にケージは必要なのか、疑問に思ったことありませんか?

そんな疑問に実体験をお伝えします。

猫のケージは必要か?

結論:生後半年までは必要。以降は場合による


大前提として、ケージはあって損はなし。

常時使用しなくても、災害時用に備えておく。

猫のケージが必要なケース

  • 生後半年未満
  • 人馴れをしていない猫
  • 家に隠れる場所がない
  • 安心して寝れる場所がない
  • 多頭または別の動物と仲が悪い

猫が生後半年未満

生後3か月から大丈夫という声も聞きますね。

しかし「早くて3か月」ですね。身体がまだ未熟な時期でケージに入ることも慣れていない状態でケージを撤去することは危険かも。

子猫は何でも興味を示す時期なので、遊ぶ時間とケージに入れる時間と、分けてケージに慣れさせることも大切!

なぜケージに慣れさせるのか。

災害時に備えておく。

いざという時にケージを嫌がらないようにケージに慣れさせてけば、緊急時に困らないですよね。

ということで、生後半年過ぎてケージに全く抵抗がない猫の場合は、ケージを折りたたんで保管!

猫が人馴れをしていない

人馴れをしにくい、警戒心が強い猫ちゃんはケージの中は守られた空間

安心できる一番ストレスがかからない憩いの場所かもしれません。

猫が隠れる場所がない

ビックリした時、見知らぬ来訪者が訪れた時は隠れたい。

一般的には知らない人が来たら猫は警戒するもの。

身の安全を確保したい気持ちに駆られて隠れる。

ケージもないし、この家は物が無さ過ぎて隠れる場所すらない!

これだと落ち着かないです。

ベッドの下、高い場所をつくっておけば猫も安心できますよね!

安心して寝れる場所がない

毎日ケージで寝ている猫。

ケージのとびらを開けたままでもケージで寝ている猫。

ケージの中がとてもお気に入り。

逆を言えば、他に安心して寝れる場所がないのかもしれませんよ。


他の動物と仲が良くない

身の安全を確保できるケージは必須ですね。

喧嘩して怪我を負ってしまう危険も。

いつも身の安全が確保できない場所に放り込まれたら、ストレスで具合悪くなりますよね。

例えば、仲も良くないイノシシと同じ家の中で一緒に暮らすのと、別の家で暮らすのではどちらがよいですか。

私は別の家が良いです。何されるか分からないし、そもそも怖いから。


猫のケージが不要なケース

  • 生後半年を過ぎている
  • 人馴れしている
  • 隠れる場所がある
  • 寝床がいくつかある
  • 単独または一緒に生活している動物とも仲が良い
  • 上下運動ができる場所がある
  • ケージに慣れている

生後半年を過ぎている

ケージをしまう目安の一つ

身体つきも逞しくなり、子猫から成長して、行動も少し落ち着いてくる時期

飼い主との絆も深まって、何がいけない事なのか理解もしてきます。

人馴れしている

人と共存していても、安心している様子

<<人馴れしている猫の行動>>

  • 猫の方から寄ってくる。
  • 触っても逃げない。
  • 近くに居てもリラックスして寝る。
  • 膝の上に来る。寄り添ってくる。

隠れる場所がある

ビックリしたときに、隠れられる場所を作っておくこと。

ベッドの下、部屋の片隅に隠れられるような隙間

キャットタワーがあれば◎ですね

寝床がいくつかある

ケージを開放している中で、ケージ意外で寝ている場所。

一緒にお布団で寝る。

リビングのお気に入りの場所

別の部屋で落ち着ける場所がある

日頃から色々なところで寝ている ⇒ 猫の縄張り、自分のテリトリー内なので安心


他の動物とも仲良し

よくある組み合わせが、犬と猫。

犬と猫が同じ空間で生活ってとても微笑ましい光景ですよね!

仲が良ければ開放して問題なし。

餌のあげるタイミングや場所を変える等の配慮が必要。

上下運動ができる場所がある

ケージをしまったら、キャットタワーに切り替える。

という方は多いのではないでしょうか。

私もケージからキャットタワーに切り替えようか迷っている一人です。

だけど、ケージ内にハンモックやら簡易布団?を配置しているもんで、キャットタワーと

そんなに変わらない環境なんですよね。でも見た目がいいですよね。

ケージに慣れた

ケージに入れても嫌がらない

うちの子の場合で言うと、幼い頃からケージに入ることに慣れてもので

ケージに入れても全く嫌がる様子はないです。慣れですね。

慣れてないと、

捕まった!!この檻から出してくれー!!!

って感じちゃうのかも。なので幼いころからケージには慣れさせておく方が何かと良い。

ケージを撤去したら

  • 高くて部屋を見下ろせる場所作ろう
  • 隠れられる場所を作ろう

ケージの代わりはキャットタワーが最適

災害時用に備えておこう。今のケージは折りたたんで保管。

持ち運びも楽に、何かと便利なポータブルケージなども重宝します。

備えあれば患いなし


まとめ

生後半年が経ち、家の環境にも慣れていれば

ケージは常に出しておかなくても大丈夫。
※ただし、災害時に備えておく条件付き


ということで、猫と人がお互いに落ち着ける環境で過ごせると良いですね。

猫の落ち着ける行動「【解説】猫が添い寝をする心理と注意点。今までしていた添い寝から卒業する理由」なども紹介しております。

それでは素晴らしいキャットライフをお過ごしください。 では、またね。

 


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皆さんこんにちは!2匹の保護猫みみ(三毛♀)むむ(茶白♂)と妻と子供、家族6人で仲良く暮らしてます。猫を迎えてからどハマりして、猫の事をもっとよく知りたい!という事で 【2021年に猫健康管理士】を取得しました。 猫の力は無限大!猫がもたらす効果と魅力について愛猫「みみ/♀/三毛」と「むむ/♂/茶白」の実体験をお届けできれば幸いです。