結論:身を守るための本能と運動不足によって太る。
人間も同じで、寒い時って動きたくなくなりますよね。
寒い所から暖かい暖房がきいた部屋に入ったとき。
暖かい「こたつ」でぬくぬくしてる時にみかんを食べて、幸せ感といったら格別ですね。
そんな幸せなところから極寒の部屋に出るのは、正直しんどいんです。
もくじ
冬の猫:運動不足による肥満
猫は寒さに弱いんです。
人間も同じです。寒い日はあまり体を動かしたくない、縮こまってせっかく暖めた体温を逃したくないと思いますよね。
運動するときも固まった体をウォーミングアップをして温めてから運動を始めると思います。
猫にはウォーミングアップなんて言葉はなく基本は全速力です。
体への負担も大きいし、そもそも寒さが苦手な猫はあまり動きたくないと感じています。
猫は寒さに弱く暖かい暖房が効いている場所が好きなので、敢えて寒い場所に行って走り回ったりしたくない。
「ゴロゴロしていたい。体を丸めてなるべく体の熱を下げたくないの。だから運動はやめておく。」
という発想です。
ですので、できるだけ部屋の中で適度に運動させることも大事ですね。
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また運動不足に加えて、水をあまり飲まなくなります。
これは人間で言う「こたつ」に入っている状態に似てるかもしれません。
「めんどくさい」という気持ちからトイレを我慢をする、できるだけ水を飲みに行かない。
※心当たりあるなぁという方は黄色信号ですよ →私でした。
猫は脂肪を肝臓で分解し水分を得ることができるため、他に水分を得ようとしない働きがありますが、これでは最低限の水分しか得られず水分が足りません。
水を飲みに行くのが「めんどくさーい」にならないように、冬の寒い時期の水置き場は玄関先など寒い場所だけでなく、暖かいお部屋でお水が飲めるように工夫すると良いですね。
冬の猫:身を守るための本能
猫は寒い冬を越すために本能で脂肪を蓄えようとする働きがあります。
また寒い時期はネズミといった小動物の動きも少ない為、食料が手に入りづらい時期ということを認識しています
ですので冬の寒い時期にさしかかると「脂肪を蓄えなければ!」という働きによって、猫の食欲は増します。
家で過ごしている猫は飼い主様からすると「ご飯も貰えるし関係ないだろう!?」と思うんですけどね。
猫には本能的な脳の仕組みがあるということですね。
※私も二匹の猫を飼ってますが、寒い時期は先にご飯を食べ終わると取り合いしてます。。これですね。
ということで、野性的な本能の名残りから、冬場の猫はエネルギーの消耗を抑える働きをする。
かつネズミといった獲物も冬眠に入り、捕まえづらい時期ですので無駄な運動は避けるということから「肥満」につながります。
まとめ
冬場の猫は「運動?トイレ?寒いからめんどくさい」「ご飯はとりあえず食べる」「あとは寝るだけ」というスパイラル。
これでは太りますよね。。
しかし猫の本能ですので上手に付き合っていくためにも、冬の時期は特に体調管理に気を付けなければなりません。
水分不足や肥満は「病気」とも隣り合わせですので、なるべくお水を摂取させるために、なるべく暖かい部屋で、お水、トイレ、運動ができるような、猫がめんどくさがらない環境を作る工夫が大事です。
あ~、なんて手厚いおもてなし。猫はお嬢様ですから。
猫からなぜかモテる人。近寄りたくなる飼い主様の特徴は?経験談と照らし合わせてみた。
もう1月に差し掛かってきました。
寒い冬になると猫の毛も「モフモフ」になってきて大きく見えます。
ですが、なんだか最近は毛の量だけではなく猫が太りだした気がします。
抱っこしてみるとこんなに重かったっけ?と思う方いませんか?
冬の寒い季節と猫の生態に関する因果関係があるはず!
今回はそんな疑問に向けて解説致します。