結論:耳が垂れ愛嬌たっぷり大人気!だが先天的な疾患により耳が垂れているもの
スコティッシュフォールド、耳が垂れていて丸みを帯びた顔がとても可愛らしく日本人から凄く人気がある猫種。
しかしこの可愛さは障害によって生まれているというもので、複雑な心境をかかえる方も少なくありません。
※余談:愛猫「むむ」君は「スコティッシュフォールド」ではありませんが、耳が垂れているので血は入っているかもしれませんね。
もくじ
スコティッシュの歴史
1961年にスコットランドの農場でロス夫妻のもとで耳の垂れたメス猫(スージ)が生まれた。
そして2年後にスージが同じような耳の垂れた子猫を産んだことから繁殖が始まる。
アメリカンショートヘアーやブリティッシュショートヘアーなどとの選択交配によって確立した「フォールドイヤー」から生まれた子猫は、骨格の障害をもつものが多かった。
1970年、骨格異常の問題を解決する計画繁殖が始まり1978年CFAが公認。1994年より「スコティッシュフォールド」(和訳:スコットランドのフォールド=折れ曲がり)の猫種として公認され、現在、日本で大人気を得ている。
スコティッシュの特徴
やはりスコティッシュフォールドといえば「垂れ耳」が特徴的。
体長 | 体長60cm程、中型。両足の長さも普通。足先が少し小さく丸みがある。 |
体重 | 🚹3.0~6.0Kg/🚺2.5~5.0Kg |
頭部 | 短めの首と丸い顔で全体的にふっくらしており、まるでボールのように丸い顔。 |
尻尾 | 長めの尻尾をもつ子が多い。 |
毛並み | 短毛種と長毛種。滑らかな触り心地。長毛種の方がおっとりしている傾向。 |
目の形 | 大きな丸型で見開いているかのような表情が可愛らしい。 |
備考 | 軟骨形成異常、先天的な疾患であり関節の炎症等、痛み等を伴い易い。 |
スコティッシュフォールドは「中型」の体型をしており、体重も重くも軽くもなく平均的。耳が垂れており全体的に丸みをお帯びていて、性格も穏やかな優しい子が多い。体型に合った性格で愛嬌がありとても人気があります。
とても可愛らしい「耳垂れ」は産まれつき先天的な疾患(耳の骨の形成の異常)によって折れている。そんな体の特徴から「骨、関節」への異常が見られるケースが他の猫種と比べ高いということがあげられます。
ですのでどこか痛がっている表情であったり、ジャンプを全くしない、歩かない等の異常がみられたら獣医に診て貰いましょう。
スコティッシュの性格
角がなく顔に合った優しい性格のスコティッシュフォールド
性格 | とても人懐っこく温厚で愛嬌がある。抱っこや拘束されることは嫌う子もいるが ご飯の時は飼い主様へスリスリと甘える。子供やペットとの共同生活もしやすい。 |
鳴き声 | 鳴き声は小さ目。音を気にするアパート等でも飼いやすい |
運動 | 運動量は他の猫種と比べて少なめ |
とても人懐っこい性格なので家庭的で飼いやすい猫。子供やペットとの共同生活も向いており性格面ではとても柔軟に対応できるタイプ。
人間と一緒に過ごす事を好み、好奇心旺盛な性格で飼い主様との遊びにはとても喜ぶ子が多いと言われています。
鳴き声は小さめなので、アパート等で音を気にしなければならない場所では飼いやすい猫にあたります。
まとめ
とてもとても人気のある「スコティッシュフォールド」
愛嬌たっぷりの猫は何?と言った時に、真っ先に名前が挙がる猫種ではないでしょうか。
とても優しく愛嬌があり共同生活も柔軟に対応ができる猫種であるため、かなり人気も高いです。
しかし、その可愛らしさも先天的な疾患であり、遺伝子によるものですので、もしかしたら関節炎などの異常が出やすいという事を念頭に入れて、大切に育てていけたら良いですね。
そういった意味では愛猫の「むむ」君も垂れ耳です。何かそういった異常が出やすい子かもしれません。今のところは何も異常は見られませんが頭の片隅には入れておき、毎日の一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
巷で大人気の猫といえば「スコティッシュフォールド」
猫にあまり興味がない方でも、名前は聞いたことがある。という人が多いのではないでしょうか。
垂れ耳がとても特徴的な「スコティッシュフォールド」の歴史と性格
特徴をご紹介致します。